記念撮影コラム Anniversary Photo Column
一生に一度の成人式。20歳の記念は華やかな写真を残しておきたいものですよね。
でも、改めて考えてみると「成人式ってなぜ1月にするの?」「写真館で記念写真を撮るべき?」「前撮りはいつ?」など、わからないことも多いもの。
そこで、一軒家貸切型写真館のプレシュスタジオでは知っておきたい成人式の知識についてご紹介しています。まもなく成人を迎える方やご両親はぜひご参考ください。
成人の日はなぜ1月?成人式の由来は?
歴史から見る成人式の成り立ち
成人の日がなぜ1月なのかは、成人式の歴史的な成り立ちと関係があります。成人式の由来は奈良時代からと古く、奈良時代以降に行われていた「元服(げんぷく)」という儀式から今に伝わるものと言われています。元服とは男性の成人を祝う通過儀礼で、数え年で12歳から16歳の男子が行うものです。具体的には、子供の髪型から大人の髪型へ変え冠をつけ、子供のころの幼名から大人の新しい名前に変えたり、服装も大人のものへと変えたりしました。このように昔の成人式は20歳より前に行われており、今のように20歳で行うようになったのは、戦後になってからです。
現在の成人の日の由来
また、成人式が現在のような形になったのは埼玉県の蕨市で開催された青年祭がはじまりとされ、それが全国に広まり、1949年に1月15日が成人の日と制定されました。古来の元服は新年最初の満月に行う風習があり、そこから1月15日という日付が決まっています。現在では、2000年に制定されたハッピーマンデー法により毎年1月の第2月曜日が「成人の日」となっています。
振袖写真の撮影は写真館に行くべき?
成人式当日は振袖着付に式典にと慌ただしい
成人式当日に、多くの女性は振袖姿で出席されます。振袖を着る場合は式典の開始までに、ヘアメイク・着付けを済ませておかなければなりません。ヘアメイクや振袖の着付けにかかる時間は、お店によって差はありますが、だいたい1時間から2時間ほどかかります。成人式の一日は思った以上に忙しく、早朝からヘアメイクにお着付けにと慌ただしく過ぎていきます。のんびりしている時間が意外に少ないものです。
慌ただしい成人式当日は自撮りや家族が写真を数枚撮っても、きちんとした振袖姿の写真が残っていないことも。両親やおじいちゃんおばあちゃんにも成長した姿を見てもらえるよう、せっかく振袖を着たら、写真もぜひ残して欲しいと思いますが、成人式当日に写真を撮ることはあまりおすすめはしません。
早朝から着付け、ヘアメイクにかかる時間にプラスで写真館で写真を撮る時間を見積もっておかないといけない点を考えると、時間のゆとりはあまりなく、どうしても当日だけで済ませなければならない理由がない限り前撮りをおすすめします。
振袖写真の前撮りをおすすめする理由
成人式の式典と前撮りを別の日にしたほうが良い理由としては以下のようなものが挙げられます。
- 好きな日程で振袖の撮影日を選べる
- 撮影の時間を気にせずにいられる
- 成人式当日までに、着物を着た感覚に慣れることができる 等
前撮りの方法も様々で、写真館で綺麗に撮影するのはもちろん、振袖を購入したりレンタルしたところで撮影も行ってもらえる場合や、好きな場所にカメラマンに来てもらう出張撮影サービスなども人気があります。
なかでも写真館で前撮りをする場合は、写真館ならではのおしゃれなセットで撮影ができるということと、豊富なサービスプランの中から好きな写真でフォトアルバムやフレームなどを作れるという利点もあります。
一生に一度しかない20歳の記念を、素敵に残してくださいね。
成人式写真の前撮りの時期は?
成人式の写真撮影に付いては特に決まりごとはありませんが、成人式当日よりも急がず撮影して頂ける前撮りは時期ごとに特色がありますので順にご紹介していきます。
このように成人式の記念写真は1年を通して撮影していただけますが、やはり当日はバタバタしてしまうもの。秋口はシーズン時期で混むことが多いため、おすすめの時期は春から夏前の時期です。気候的にも、お着物をお選びいただくのにも良い時期なのではないでしょうか(プレシュスタジオでは振袖のレンタルは行っていないため、持ち込みのみの撮影となります。持ち込み料は無料です)。
いずれにしても、予約が混みあうと希望の日時での撮影が難しくなるため、早い時期の撮影・予約をおすすめします。
成人式写真におすすめの振袖と髪型
振袖は、落ち着いたシンプルなデザインからゴージャスで派手なデザイン、個性的なデザインなど種類が豊富になってきています。年々人気のデザインや色が変わってきていて、迷ってしまいますね。自分に似合う振袖は肌の色(ベースカラー)や背丈や体格などのバランスによっても異なるため、トータルバランスを見て着物を選ぶようにしましょう。
身長別の振袖の選び方
身長が高い人は、振袖の見える範囲が長いため、大きな柄の着物を選ぶとバランスが取れます。また着物全体に柄が入っている総柄もオススメです。
背の低い小柄な人は、大きな柄よりは小さな柄の方が可愛らしく優しい雰囲気を出せるのでオススメです。これを逆手にとって、あえて大きな大胆な柄の着物を着て、色味でバランスを取るのも良いですね。
体型別の振袖の選び方
一般的に、和装が似合う体型は寸胴と言われています。少しぽっちゃりした人は、斜め柄やすっきりとしたデザインの振袖がオススメです。細身の人はふんわりとしたパステルカラーや、絞り柄の振袖を選ぶとバランスが取れます。
顔の形別の振袖の髪型
髪型は、顔の形が丸顔か面長の人かで似合うスタイルが異なります。童顔に見えやすいと言われる丸顔の人は、トップにボリュームを出すと縦幅があるように見えるため、大人っぽく見えます。また可愛らしい印象の丸顔を活かして、あえてのショートヘアもオススメです。ふんわりとしたこなれ感を出すヘアアレンジは、今のトレンドでもあるので美容師さんにセットをお願いしましょう。
面長の人は、顔まわりや後れ毛を少し多めに出して横幅を出し、顔全体のバランスを取ったヘアスタイルがオススメです。また、前から見たときに髪飾りが見える位置にあると、写真の見た目にも顔まわりが華やかになります。縦のボリュームよりも、横をイメージしてヘアアレンジしましょう。
一生に一度の晴れの日ですので、自分に似合う着物選びとヘアスタイルに挑戦してみましょう!
成人式写真のポイントまとめ
- 元服が由来で成人式は1月に
- 成人式当日は早朝から着付けやヘアメイクで想像以上に忙しい!
- ゆったり撮影できる前撮りがおすすめ
- 前撮りは早めの予約がベスト
- 振袖は身長・体型で絵柄を選び、バランスをチェック
- 振袖の髪型は顔の形や髪の長さでバランス良くアレンジ
私たち一軒家貸切型写真館プレシュスタジオの名前の由来は、大切で二度と戻れない瞬間、という言葉から来ています。貸切型だからリラックスして、色々なパターンの写真が残せます。もちろん写真データも提供可能なので、ご家族や友人とのシェアも簡単。20歳の記念という大切な瞬間を永遠に残すお手伝いなら、プレシュスタジオにおまかせください。
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