記念撮影コラム Anniversary Photo Column

お宮参りのお祝いの封筒をぶら下げる紐銭・帯銭とは?大阪・関西の風習 産土参りの費用相場と地域文化

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お宮参りの記念写真
子供のお祝い行事は地域によって文化・風習に違いがあることを七五三のコラムでも紹介してきましたが、お宮参りも地域によって独特の文化があります。その代表的なものが関西地方にみられる帯銭・紐銭です。今回は関東地方ではあまりなじみのない帯銭・紐銭について、貸切型こども写真館プレシュスタジオが解説します。

お宮参り・産土参りとは?

お宮参りとは、赤ちゃんの健やかな成長を祈願して行うお祝い行事です。土地の守り神である氏神様に赤ちゃんの誕生を報告することから、産土参り(うぶすなまいり)とも呼ばれます。また、初宮参り・初参り・初宮詣とも呼ばれ、お宮参りの別名は多岐にわたります。

お宮参りを行う時期は、男の子が生後31~32日め・女の子が生後32~33日めとされていますが厳密に守らなくてはいけないわけではなく、赤ちゃんと産後まもないお母さんの体調を優先して日取りを決めるのがベターです。

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お宮参りの紐銭(ひもぜに)・帯銭(おびぜに)とは?

関西のお宮参り独特の紐銭・帯銭

大阪や兵庫などの関西地方や名古屋などの近畿地方では、お宮参りのときに紐銭(ひもぜに)という風習があります。帯銭(おびぜに)とも呼ばれる風習で、赤ちゃんが将来お金に困ることがないようにという願いが込められています。

お宮参りの紐銭の歴史は江戸時代から

この紐銭には歴史があり、江戸時代から行われている風習です。赤ちゃんのお祝い着や産着の紐にご祝儀を結びつけます。親戚や親しい人に赤ちゃんのお披露目をするとき、硬貨を赤ちゃんの祝い着に結びつけたのが紐銭の始まりと言われています。

なお、関西地域では紐銭・帯銭のほかにもお宮参りで赤ちゃんのおでこに文字や印を書くあやつこ文化も特徴的です。あやつこは平安時代が起源とされている魔除けの一種で、紐銭よりも古い文化があります。

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紐銭・帯銭は何を結ぶ?ご祝儀や縁起物もつきもの

紐銭・帯銭の文化は地域によって多少の違いがあり、関西や近畿地方では5円玉を12枚麻紐に通して産着に結びつけることが多いです。これは12ヶ月間お金に困らないようにという意味が込められています。
お金以外にもでんでん太鼓や扇子、犬張り子などをつける場合もあります。これらはいずれも、赤ちゃんの成長を祈願した縁起物です。お食い初めのメニューや一升餅・選び取りなどの風習でも縁起物はつきものなので、お祝い行事ならではの文化ですね。

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ご祝儀袋を結びつける方法ですが、まずご祝儀袋の上部に穴を開けてそこに紅白の麻ひもを通します。それをお祝い着の紐に結びつければ大丈夫です。

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お宮参りにかかる費用相場はいくらぐらい?

お宮参りの記念写真撮影

お宮参りには祈祷料や祝い着、お祝い金などの費用がかかります。

  1. お宮参りの祈祷料(初穂料)
  2. 赤ちゃんの祝い着・掛け着
  3. 両親の衣装・着物・ヘアセット
  4. フォトスタジオの記念撮影代・写真データ・アルバム代
  5. 食事会の費用
  6. 紐銭のお祝い金・ご祝儀
  7. お返しの内祝い など

紐銭の費用相場は1,000円~5,000円前後

結びつける5円玉のほか、紐銭のお祝い金は1,000円~10,000円までと幅があります。ご祝儀を渡す立場の場合、偶数は避け、金額については地元の風習やお付き合いの間柄などを考慮して決めるのがよいでしょう。

掛け着は着物レンタルならリーズナブル!写真館を上手に利用

また、赤ちゃんの祝い着・掛け着(初着・産着)は購入する場合20,000円弱から60,000円前後、高級なものでは20万円程度と実に幅があります。お着物なので、素材もポリエステルから正絹までさまざまあります。

ただし、何度も着られる衣装ではないので、着物レンタルを利用して費用を抑えるのもおすすめです。レンタル着物の場合、10,000円前後でも定番人気の掛け着が借りられます。フォトスタジオの写真撮影で掛け着レンタルも行っているところを探すと、事前レンタルの手間と費用がかからず便利です。

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祈祷料・初穂料はお参り先によりけり

ご祈祷の際に納める初穂料は、約5,000円から10,000円程度です。ただし、お参り先の神社・寺社によっても決まりがありますので参拝前に公式サイトを確認しておくとよいですね。
関西でお宮参りにおすすめの神社・寺社へのアクセスと初穂料の目安については、こちらのコラムで詳しく紹介しています。

大阪・神戸でお宮参りにおすすめの関西の神社・寺社と祈祷料の目安

初穂料の書き方ガイド 七五三・お宮参りのお祝いのし袋の封筒表書き

写真データ&着物レンタル付きの写真館選びもポイント

記念写真を撮影する場合は、フォトスタジオでの撮影代もかかります。このとき、見落としがちなのが写真データが別料金か料金に含まれるかという点です。写真データが1枚ごとの購入の場合、気に入った写真が多くて思ったよりも費用がかかってしまったというケースが多いのでまとめて写真データがもらえる写真スタジオを選ぶと便利です。

また、着物をレンタルしてくれるフォトスタジオであれば、祝い着の費用も安く抑えられるでしょう。プレシュスタジオでは祝い着のスタジオレンタルは無償で行っております。予算に合わせて、購入するかレンタルするか決めるようにしましょう。

そのほか、食事会や内祝い、両親の衣装・着物などにどれだけお金をかけるかお祝いの規模によっても変わりますが、一般的には30,000円から50,000円程度がお宮参りにかかる費用相場です。

お宮参りの形は家庭それぞれ、お祝いの気持ちを大切に

お宮参りは一生に一度のお祝いですが、費用はかけようと思えばかなり高額になってしまいます。お祝いの形は人それぞれですし、お宮参りをしないご家庭もなかにはいらっしゃいます。必ずお宮参りをしなくてはならないわけではありませんが、せっかくの記念行事なので写真を残しておくとお子さんが大きくなったとき大切な思い出になります。

大事な記念日ですので、ぜひお宮参りの記念写真を残してあげてください。一軒家貸切型写真館のプレシュスタジオでは掛け着が無料でレンタルでき、衣装・小物の持込料も無料です。

お宮参りの記念に

お宮参り・100日祝い記念写真

こども写真館プレシュスタジオ貸切型写真撮影

  • 完全予約制のプライベート写真館
  • 無料レンタル掛け着・祝い着付き
  • 授乳もできるご家族専用控え室完備
  • お食い初め・100日祝い記念写真も
  • ご兄弟・姉妹・家族写真も撮影可
  • 完全予約制のため、事前撮影予約をお願いいたします
  • カメラ・衣装・小道具のお持ち込みは無料です
  • 撮影時間約2時間・撮影データ70枚付き(一部プラン除く)

スタジオ撮影スケジュール確認・予約

お宮参りの写真撮影はプレシュスタジオへ

私たち一軒家貸切型写真館プレシュスタジオの名前の由来は、大切で二度と戻れない瞬間、という言葉から来ています。一般的な写真館と異なり、完全予約制で貸切型なのも、お客様一組一組をていねいにおもてなしさせていただくため。
思い出に残る記念日の写真撮影なら、プレシュスタジオにおまかせください。カメラマン、コーディネーターをはじめ、スタッフ一同皆様のお越しをお待ちしております。

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